高速道路は金のなる木か!?

盟友、内藤国夫氏、渾身の著 国民を欺き続ける高速道路の怪
22年前の差作品です、すでに道路問題点を鋭く指摘しています。

高速通行料は高いか安いか

 日本の現在の有料高速道路制度を論ずる際に大きく分けて現状否定派(以下Aと称する)と現状肯定派(同B)が存在する。
 AとBとでは、ことごとく見方が反する。

 たとえば、その一例。高速道路通行料は高いか、安いか。
 Aは高いと主張する。

「高いなんて生易しいものではない。ユーザーの負担限界を超 えるほどに高すぎる。これ以上の値上げをすれば、国民の不満が爆発する。低料金に抑えるためには現在の有料道路制度を根本から改めるべきだ。将来的には”道路は無料”の原則を目指さなくてはならない」
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料金抵抗
 「料金抵抗の少なさ」が崩壊

 「料金抵抗が少ない」という言葉がある。
 建設省を初めとして日本道路公団や首都高速道路公団等、有料高速道路を建設・管理 する人々の間で使われる。
 名神高速道路の尼崎−栗東間七十一kmが昭和三十八年に開通して、本格的な有料高速 道路時代を迎えた日本。以来今日まで二十五年の問、道路網を急ピッチで整備するとと もに、道路建設費を捻出するため、高速道路利用者から通行料金を徴収し、数年置きに 料金値上げを繰り返してきた。
 公団関係者は「料金の改定」「新料金の設定」と表現し、「料金の値上げ」とは決し て言わない。だが、ともかくも四半世紀の間に、日本道路公団は車種区分変更を含めて 合計五回、首都高速道路公団は同じく八回の料金改定を重ねた。

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和合氏の百円不払い通行(1)
 一日に七十キロの実務派力ーキチ

「代表取締役」と名刺に刷られた肩書きは立派ながら、和合秀典氏の愛用車はお世辞に も立派と言いかねる。会社社長然として、大型ベンツ車の後部座席にふんぞりかえって いるかと思ったら、とんでもなかった。国産の中級車を八年間、二十万km走りきるまで 使いこなす。節約家の人柄が車の使いかたにもにじみ出る。
 もちろん、自分で運転する。社長付き専用運転手を抱える結構なご身分ではない。八 年で二十万㌔走行だから、一年間に二万五千km。日曜祭日を含めて一日に七十㌔の平均 走行距離となる。自動車のみてくれを構わず、機能のみを重視する実務派カーキチ。足 がわりに愛用するだけでなく、自動車電話を取り付け、オンポロ車ながら動く社長室と して活用する。一ヵ月に支払う自動車電話料が五、六万円。使いこなしかたが、いかに 並みはずれているか。電車には、まず乗らない。どこにでも、車をとばしてかけつける 。
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値上げは是か非か(1)
 首都高、三年足らずで50%の値上げ

 首都高の通行料金が五百円から六百円に値上げされたのは、是か非か。和合氏が百円 の支払い、いや不払いにこだわり、旧料金通行に挑戦しての問題提起は、この一点に尽 きる。

 値上げを非とする和合氏の主張は簡単明瞭。
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対決、首都高VS和合氏(1)
 公団の説得はただのアリバイ作り

 ”ナアナアの仲”と和合氏が語る平穏な関係は、六十二年九月半ば以降、約三ヵ月に わたって続いた。料金不足通行の事実上の黙認期間である。
 首都公団自身が、当初の黙認を認める。
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世界一の料金で世界一の赤字(1)
 値上げが渋滞防止の特効薬

「物事を単純に考える」和合式発想方法に従うと、渋滞が慢性化してサービスが向上し ないのに値上げを繰り返す首都公憤の手口は確かにおかしい。

「いってみれば、首都高の現状は劇場や興業にたとえると”満員札止め”と同じでしょ う。デパートやスーパーならば”全商品売り切れ”となって笑いがとまらない状況だと 思うんです。それなのに値上げをするのですからね。”冗談じゃない”とユーザーが怒 るのは当たり前です」
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高速道路建設はなぜ進まないのか(1)

対距離料金制の日本道路公団

同じ有料の高速道路といっても、こと料金の算定に関しては全国ルートの日本道路公団 管理の道路と地域限定の首都高速道路公団管理の道路とでは基本的に大きな違いがある。 前者は料金所入口で、通行券を受けとり、ユーザーが利用した距離に応じての料金を出口 で支払う。これを対距離料金制と称する。首都公団の依拠する償還主義と区別するため便 益主義、公正妥当主義との言い方もする。

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幻の東京外郭環状線(1)

オリンピック前からある外環構想

「ガイカン」という耳慣れない言葉を私が聞き知ったのは、東京都政担当の記者クラブに 配属されて直後のことである。昭和三十八年。翌年の東京オリンピック開催を間近かに控え、都市改造が急ピッチに進められていた。
なかでも最大の眼目が「ガイカン」であった。ガイカンが外環、東京外郭環状線の略称、 愛称とは、駈け出し記者にもすぐわかった。重要性への理解が深まった。
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一年を待たずして償還計画が破綻

有料道路の通行料算定の難しさと微妙さ。それを今、はっきりと示しつつあるのが、六 十三年四月十日に開通した「瀬戸大橋」である。
岡山県の早島インターと香川県の坂出インター・三十七・三kmを結ぶ瀬戸中央自動車道 を普通車で走ると、片道の通行料が一台六千三百円。わずか二、三十分の走行時間である。
「いくら便利になったとはいえ、ちょっと高すぎるのではないか。瀬戸大橋を見物し、 走ってみたい気はするけれど、往復で一万二千円もかかるとは、考えてしまうなあ」とい うのが一般の受けとめようだった。

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