第一章 首都高値上げに"異議あり"

料金抵抗
 「料金抵抗の少なさ」が崩壊

 「料金抵抗が少ない」という言葉がある。
 建設省を初めとして日本道路公団や首都高速道路公団等、有料高速道路を建設・管理 する人々の間で使われる。
 名神高速道路の尼崎−栗東間七十一kmが昭和三十八年に開通して、本格的な有料高速 道路時代を迎えた日本。以来今日まで二十五年の問、道路網を急ピッチで整備するとと もに、道路建設費を捻出するため、高速道路利用者から通行料金を徴収し、数年置きに 料金値上げを繰り返してきた。
 公団関係者は「料金の改定」「新料金の設定」と表現し、「料金の値上げ」とは決し て言わない。だが、ともかくも四半世紀の間に、日本道路公団は車種区分変更を含めて 合計五回、首都高速道路公団は同じく八回の料金改定を重ねた。

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和合氏の百円不払い通行(1)
 一日に七十キロの実務派力ーキチ

「代表取締役」と名刺に刷られた肩書きは立派ながら、和合秀典氏の愛用車はお世辞に も立派と言いかねる。会社社長然として、大型ベンツ車の後部座席にふんぞりかえって いるかと思ったら、とんでもなかった。国産の中級車を八年間、二十万km走りきるまで 使いこなす。節約家の人柄が車の使いかたにもにじみ出る。
 もちろん、自分で運転する。社長付き専用運転手を抱える結構なご身分ではない。八 年で二十万㌔走行だから、一年間に二万五千km。日曜祭日を含めて一日に七十㌔の平均 走行距離となる。自動車のみてくれを構わず、機能のみを重視する実務派カーキチ。足 がわりに愛用するだけでなく、自動車電話を取り付け、オンポロ車ながら動く社長室と して活用する。一ヵ月に支払う自動車電話料が五、六万円。使いこなしかたが、いかに 並みはずれているか。電車には、まず乗らない。どこにでも、車をとばしてかけつける 。
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値上げは是か非か(1)
 首都高、三年足らずで50%の値上げ

 首都高の通行料金が五百円から六百円に値上げされたのは、是か非か。和合氏が百円 の支払い、いや不払いにこだわり、旧料金通行に挑戦しての問題提起は、この一点に尽 きる。

 値上げを非とする和合氏の主張は簡単明瞭。
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対決、首都高VS和合氏(1)
 公団の説得はただのアリバイ作り

 ”ナアナアの仲”と和合氏が語る平穏な関係は、六十二年九月半ば以降、約三ヵ月に わたって続いた。料金不足通行の事実上の黙認期間である。
 首都公団自身が、当初の黙認を認める。
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世界一の料金で世界一の赤字(1)
 値上げが渋滞防止の特効薬

「物事を単純に考える」和合式発想方法に従うと、渋滞が慢性化してサービスが向上し ないのに値上げを繰り返す首都公憤の手口は確かにおかしい。

「いってみれば、首都高の現状は劇場や興業にたとえると”満員札止め”と同じでしょ う。デパートやスーパーならば”全商品売り切れ”となって笑いがとまらない状況だと 思うんです。それなのに値上げをするのですからね。”冗談じゃない”とユーザーが怒 るのは当たり前です」
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 代表者 和合秀典

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