第12回 さあ、全額返還訴訟だ

●またもや値上げを企む公団

極秘情報です。
性懲りもなく首都高速道路公団が通行料金値上げをもくろんでいます。
96年の実現に向かって着々と準備を進めています。
確かな情報であり、サイクル的にもその時期が来ています。
まず今年中に値上げ審議会を発足されるとのことです。
まず体勢を固めてしまって決定してしまういつもの手法です。
こうして決まった後は騒ごうがわめこうがジッと世論の収まるのを辛抱強く待つわけです。
愚かにも彼らは新しい時代の息吹を感じていないのです。

過去何度にも繰り返してきた手法がまだ通用すると思っている。
しかし今回の値上げはダメです。
絶対に許すわけにはいきません。
理由を説明する必要はありません。
ダメなものはダメなのです。
彼らはわめくでしょう。
「首都高公団の財政はどうするのか?」。
そんな事は私達利用者の関知することではありせん。
木っ端役人どもが勝手に考えればよいのです。
自分達の問題は自分達で解決すればよろしい。
どうしても知恵が出なければフリーウエイクラブの門をノックすれば、泉のごとく湧き出る解決策を教えよう。
しかし解決策は彼らにとって晴天のヘキレキです。何せ基本的にはリストラしかないのですから。金利を下げ、人員を激減させ、経費を削減するのです。
これを劇的にやるのです。つまり彼らを食事海老天丼からタヌキうどんに下げてもらうのです。
考えてみて下さい。
これだけの大きな失敗をやらかした公団でもタヌキうどんがまだ食べられるのです。
アゲ玉が入っている分だけありがたいと思ってもらいたいものです。
しかし彼らは決して承知しないでしょう。
それでは理事長の椅子を明け渡してもらうしかありません。
私が理事長をやるしかないのです。
おそらく彼らの答えはNOです。
強烈にヒステリックにNOを叫び、現状の穴埋めに税金を垂れ流し続けるのを何とも思わないのです。
ふざけてはいけません、彼らがNOならば私達の答えもNOです。
NOとNOの戦いは時代の流れを背景に世論が勝敗を決めます。
次に私達が考えて行動しなければならないテーマは私達のNOを目に見える形にすることです。
従来ならこの仕事は私達が選挙で選んだ議員諸氏の仕事ですが、まことに残念なことに国会に鎮座している彼らは全く頼りになりません。
完璧に官僚に毒されています。

●野坂建設大臣は官僚中毒

この官僚猛毒はすさまじいもので、サリンかそれ以上のものです。
社会党の野坂浩賢建設大臣などその典型です。
そんなに官僚がよいのかと不思議なくらいで、毒されているなんてものではなく、猫にマタタビってなもんです。
官僚中毒症になって気持ちよーく酔っ払っているわけです。
しかし年甲斐もなく飲み過ぎてゲーゲーとやるのが時間の問題と見え見えの野坂氏では怒る気持ちにもなれません、
見下げたものです。これが国家の大臣かと思うと情けなくなります。
長良川河口堰反対連盟の面々は、社会党から建設大臣が出て長い年月と大変なエネルギーを使ってきた問題の解決に近づいたと喜んだはずです。
これを、「公共事業に間違いない」などと理由にもならない理由で偉そうに記者会見してOKしてしまう。
大臣の器量など微塵もない!とても日本国の舵取りなどできる器ではない、ただの村の好々爺である。
好々爺同士、村山首相と日向ボッコでもしながら番茶でもすすっているのがお似合いである。
青島都知事の爪のアカでも煎じて飲むといい。
実にくだらんッ!
建設大臣以下の人間があまりにもくだらないので私達は孤軍奮闘しなければなりません。
しかし、本当をいうと秘密にして欲しいのだけれど、これがまた楽しい。
あちらと思えばこちら、こちらと思えば地に潜り、アレアレと思うと正面にドッカリと座り込んでいたりします。
そしておもむろに印籠みたいな物を取り出して、 「これが目に入らぬか、頭が高い」などと叫んでいるから面白い。
しかもこれが血湧き肉踊る1000対1の対決なのです。
大多数を相手にする爽快さで、少年のようにワクワク。夜のネオン街をウロチョロするより全く健全です。

●通行料金を返還せよ

サテ、『記録』の読者だけに、首都高速道路公団の値上げ陰謀にどう対決するかをお教えします。
一見無謀とも思える戦いで、我が方が必ず勝つと云う秘伝中の秘伝です。
秘伝の秘などもったいぶっていますが実は誠に簡単です。
逆にお粗末と読者諸費に怒られそうですが、お叱りを覚悟の上で白状してしまいます。
つまり・・・・その、皆で堂々と無料で通ればよいのです。
皆で楽しく無料通行をすればよいのです。
住所氏名を明らかにし、無料通行の主旨を明記したフリーウエイクラブの通行宣言書を提示し 堂々と通ります。
法律的な問題は何もありません。堂々と通行すればよいのです。
そしていつもの通り現場と裁判と一体となって双方影響し合いながらの出発となります。
そうです、同時に一つの裁判を起こします。
記者クラブでの記者会見に臨み、堂々と以下の主旨を説明します。

−−首都高の際限のない値上げには辟易しており、我慢の限界を越した。
戦後復興のための道路整備特別措置法はすでに役目を終えているにもかかわらず道路から通行料金を取り続けるのは違法である。
何もやらない政治家どもには任せておけないので、私が本来の道路にありべき姿に戻す。
天下の公道である道路は本来無料である。
道路の無料化を図るために裁判を起こす。
その裁判の名を「全額返還訴訟」という。
道路から通行料金を徴収するのは違法であり、道路建設の財源は重量税、ガソリン税などの一般会計で賄われければならない。
よって支払った通行料金を返還してもらいたい。
そしてここに宣言します。
たった今現在から日本全国全ての有料道路は無料通行する。
そしていつの日か出る判決まで戦い抜く。−

深刻になるのは禁物です。
500円通行と同じで明るく楽しくごく普通にやればよろしい。
大阪の皆さんとフリーウエイクラブの皆さんはもう少し待って下さい。
時代が正しい方向に変換しつつあるのは間違いない。
その流れが我々のやり方によって著しく速まります。
時代の変換期を感じます。
おそらくは次の参議院選挙で裏切り者の社会党は撲滅されるだろうし、新進党も壊滅的な結果に終わり、自民党だけが過去の実績で痕跡だけは留めるでしょう。
このことはとりもなおさず官僚政治の終わりを告げるものであり、新しい時代の幕開けです。
しかし、国民は新しい時代の何たるかを全く知らないし予想もつかない。
現在の日本の姿はとても世界に対して自由とはいえません。
官僚政治が全てを網羅しており、一挙手一動が自由にならないのです。
過去長い間この形しか知らないし、日本列島の4つの島が全ての世界と思っている日本国民は、丁度金魚鉢の中で生活している金魚みたいなものです。

コメント & トラックバック

コメントはまだありません。

コメントする

明日の日本、陸続きの日本、の実現に参加しよう、
活動費のカンパをお願いしています。
一口 1,000円です、
振込後 住所、氏名、年齢のメールをお願いします。
頑張って行きます。
==========================================
【金融機関】三井住友銀行
【支 店 名】高島平支店
【口座種別】普通
【口座番号】1787668
【口座名義】
 新党フリーウェイクラブ
 代表者 和合秀典

==========================================

Google Sitemaps用XML自動生成ツール